school days 最終話

友人から借りて、見ろ見ろといわれていたところで、ようやく見終わりました。
う〜む、なんというか、刑事ドラマの一シーンを見るようで斬新な気がした。
アニメーションでもこういう表現ができるのだということを証明したと思う。

しかも、描かれている内容はいかにも現代的。戦後の左翼が標榜した自由の結末がこれなんだと思う。
「十四歳の母」や「恋空」という作品も見てはないが、概要を聞く限り、似たテーマなんじゃないかと。
身体は成熟、精神も知力も未熟という段階で、ルールが不明確となったならば、どうなるかというのがこの世界だろうと思う。もちろん極端な例ではあるけれども。

世界は殺人罪。(殺意を持って、人を死傷される程度の行為をした)。酌量を入れても、懲役7年はいきそう。
言葉は傷害致死罪?(一応動機は子宮内を確認するためと本人は自供しているが、前後の状況から世界が死んでも構わないと考えていたら、末必の故意ありとみなされるので殺人罪)。こちらも懲役5年くらいか。
いずれも、未成年なので、それ相応の措置になるんでしょうが。

とまあ、どこにでもありそうな学園恋愛ユートピアと凄惨な結果とのアンバランスを見事にくっきりと描き出したschool days製作陣を賞賛すべし。

しかし、どうでもいいが、最近言及したキーワード欄はオレの脳がこんななのかと思われるようで、なんともいやだな〜実際、そうなんだろが・・・・(藁)