祖父母の家

昼間、久々に訪問した。いろいろ話したが、日本国憲法というのが国民の総意でできたという記事がかなり嘘であるということを肌で感じた。終戦後、某金融機関に勤めていた祖父は現行憲法に対してあからさまに眉をひそめていたし、祖母は当時食べ物確保に精一杯でそんなこと考える余裕なんて一かけらもなかったという。ここから読み取れるのは、日本国憲法の内容それ自体も自衛権すら許さない絶対平和主義や天皇の地位を不明確にしたという点で問題あるという認識であり、かつ一般国民の支持があったかという点に関しても当時の国民がそんなことを考えるような余裕がない中で改正が強行されたという点を再認識できた。