政治は、

民主党が政権準備政党と名乗りたがっていることとそれへの反発、個人的には支持である。政党機能を合理的に分析している。郵政民営化は相変わらず与党の反発が強いようで、何も進まない。さらに、年金一元化共済年金が障害となっているらしいが、公務員と民間で格差をつける合理的理由はないのだから、さっさと統合すればいいと思った。あと、郵政民営化であるが、財投の出口である政府系金融を統廃合する計画が取りざされているとあった。その他は財務省経産省農水省がそれぞれ所轄する金融機関。
もう一つは憲法改正問題である。中曽根試案の前文は素晴らしかった。日本の国土・風土・歴史への言及、日本における自由民主人権平和の基本原則が確認され、無責任に傍観するのではなく積極的に世界の平和を作ろうという意欲を持つに至る文章であった。ただ、伝統の記述に関してはあいまいなこともあり、慎重にあってほしいと思った。さらに、日本の独自に発展してきた天皇に関して、しっかり位置づけたのはとても良いことだと思った。もう一つ、家族の尊重という概念にもとかく個人主義が行き過ぎる世の中にあって非常に良いことであると思った。