〔漫画〕涼風

5巻まで読み終わった。
涼風と萌果と主人公の絡みが楽しい。涼風は鎧をかぶっているが、中身は非常に可愛い。逆に萌果はありのままを出すが、かなりしたたかな女性。正直、深読みはしないが、勝手に好きになってくれる女性というのはなんか魅力的。しかも可愛いといったら、気持ちが変わるの致し方なし。いきなり、キスは凄いのだが、ある意味このキャラが単なるおとなしく片思いしているだけの女性でないということを示している点で、だいぶ人気が高まったではないか。

それ以外で気に入った言葉だが、

  • 「恋愛にいいも悪いもねーんだよ」

だ。無茶苦茶月並みだが真実だ。
よく分からないが、現実の恋愛はなんとなく始まってなんとなく終わるのではないか。論理的な理由はなくて、全てはタイミングで感情が揺れ動いて、需要と供給がたまたまマッチした瞬間が恋愛なんじゃないかって最近思う。前の彼女と最近交信する。彼女も私も根本的な部分はほとんど変わっていないが、以前のように恋愛感情に燃えるということはない。不思議だが、状況が変わったということだ。彼女を見ていると過去の自分の姿が見えてくるようでおかしかった。かっこつけて、闇雲に突き進んでいく過去の自分の姿が見えて、それをまだ彼女は今の自分に重ねている。おかしかった。
今の自分が夢中になっているのはやっぱり仕事だ。仕事は奥が深い。いろんなことが起こる。それでいて自分が失敗しながら少しずつ成長しようとしている。いろんなことが動いているそんな瞬間がたまらなく好き。だが、それを見てくれる人がほしいと思うのも真実。本音の部分を特に。一応、最近気になる子がいる。ただ、これも単なる幻想かもしれないが、あとは仕事との兼ね合いだ。とにかく、今自分に必要なのは自分に正直になること、傷ついても傷つかなかったふりをすることだと思う。