〔アニメ〕コードギアス 反逆のルルーシュ

ネットの評判がいいので、見てみた。サンライズ作品かつCLAMP画ということで、カードキャプターさくらガンダムをみてきた人間としてはなじみやすい。お話としては、銀英伝に似て、一人の少年が帝国に立ち向かうというような話。のんびり一話からDVDを借りて見る価値はあるかなと思った。まあ、年末にでも。ネット上でも販売しているのだが、一日でいくらという販売の仕方はいただけない。AII、planetarianの販売方法などのコンテンツ販売に関心を持ってきたが、イマイチこれというものが見つからない。携帯の着メロサイトで気に入ったのが、月額いくらでとり放題というもの。一つ一つのダウンロードに気詰まりにならないのがいい。
最近、私が紙媒体やDVDの媒体にそれなり価値を見出しているのは、パッケージやその物理的な物の存在感が、なんとなく満足感を感じさせてくれるからだと思う。しかし、それは流通コスト、店舗掲示コスト等々がかさみ、当然コスト高となる。そうなると享受量は減る。
それに対し、電子媒体はその逆が言える。製作コストのみで、それ以上は何もかからない。ただ、アップすればいいだけだ。電子媒体での流通は今まで歯牙にもかからない作品の流通を促している。それはコストが低いという一点から言える。消費者は軽い気持ちで冒険するのだ。聞いたことのないメーカーでも、タダならちょっと見てみようかという気になる。さらに、ネット世界で口コミが広まれば、あっという間にメジャー化する。

コンテンツ制作競争が活性化し、世界でも類を見ない圧倒的な創造力を日本は現在手にしているように思える。