〔ノベルゲーム〕ef - a fairy tale of the two.

演出がときメモのドラマシリーズを思い出す。キャラクターが魅力的。やるドラのいいところもとっている。システムが工夫されていて、ストレスを感じない。映画を見ているようで小説を読んでいるようで、漫画を読んでいるような、そんな調和が取れて楽しい。ゆったりできる。時間が細切れな社会人にはぴったりかと。
良質な総合エンターテイメント(絵、音楽、物語)だと思う。
そろそろ、定着しそうなこの分野の分類名だけど、インタラクティブノベルって言ったり、キネティックノベルといったり、ビジュアルノベルとかサウンドノベルとか言ったりしてるけど、要はノベルゲーム。AV並に低俗なのもあれば、小説並みに練られているのもある。
公共的にはこういうのを分類把握して、実態調査して、なんというか今ある一般の偏見バリアを取り除いてやると、供給者も受給者も両方ハッピーになれるんじゃないかなと思ったり思わなかったり。ノベルゲームの歴史ってまだ実は10年程度だし、まあまだ定着まで時間がかかるのだろうな。玉石混交なのはそうだしね。

自分が知っている範囲で、意外と忘れられている玉を言うと、ときメモのドラマシリーズ3作(特に彩り)、やるドラ(特に季節)、KIDの作品(夢のつばさとかメモオフ2ndとか)。H要素ありのゲームだと、KEYの作品、サーカスの作品というところ。
minoriってメーカーはその哲学がwe always keep minority spirit.ということからも、意欲的なところだなと思ったけど、なんというか製作者が上記のゲームをちゃんとやっているような気がする。