らき☆すた

このアニメを視聴するきっかけははてなダイアリーであった。今年の4月中旬だろうか。ブログを書いた後、そのおとなりの日記を何気なく見たのである。すると、ユーチューブに例のOPが映っているではないか。私は一目で目を奪われた。その日のうちに何度も再生してしまった。
冷静に考えてみると、このOPはかなり計算された映像のように思える。しかし、それよりも、ここまでの映像を作れるのかとハルヒ以来の感動というのが大きかった。京アニについて知ったのはAIRがアニメ化されて以来だが、そのジブリとは違う、アニメの原点とも言えるような映像表現には感銘を受けている。そして、これらがネットの力で爆発的にヒットしているという点にも大きな関心を覚える。大マスコミによる宣伝もなく、深夜帯という不利な時間枠。これでもヒットするのは、ネットにおける口コミと映像配信技術の進歩、著作権侵害に対する実際の柔軟な法運用にあると考えられる。
どんないい作品でも見てもらわなければ意味はない。かといって、著作権侵害が深刻化すると創造者にフェアな対価が払われなくなるおそれがある。こういう問題点をかつてローレンスレンシングを読んで考えたことがあるが、今一度、考えてみるのも重要な示唆となるのではないか。

関係ないが、イタい写真↓