追加

げんしけん2とこじかを。
なんか話題になっているらしいので。

こじかは漫画は正直受け付けなかった。私はロリも好きだが、ロリを可愛いと思う以上はなかなか難しい。絵が好みでなかったのもあるのだろう。

げんしけんだが、漫画は全巻読破。
文献として、オタク文化の入門本として最も良いんじゃないかと思っていたり。
いろんなオタクがいて、思考パターン、オタになっちゃった背景、実は結局ヲタもある意味「普通の人間」なんだということが分かる、バランスが取れた作品かと思う。

ラブやんとか電車男とか、いろいろ他にもオタクを描いた作品はあるが、特殊事例を用いすぎていたり、ある部分を切り取っているのみだったりして、バランスは欠いており、誤解と偏見を生むおそれが大きいといわざるを得ない。

まあ、それはともかく、ヲタは「他の奴とは違う」とか、「反権力」及び「反体制」といった感覚を強く持つ人が多いので、「普通の人間」と見られることを極端に嫌がるが、所詮、客観的に見ると、女にもてたいとかスケベ心とか美しいものを見たいだとか、かっこつけたいだとか、そういう普通の欲望を持った普通の人にすぎないのだ。違う点は、それを既存の枠内で処理するか、アウトサイダー的なもので処理しようと志向するかという点。

まあ、そんなことを思うこの頃です。
こういったら、既にヲタ失格かもしれないが、何かにハマって歓喜できるよう次を見つけられたらいいなと思っているところでございます。