一に、プロ野球。

私は元ヤクルトの稲葉篤紀の熱烈なファンだった。彼は入団当初から3割を打ち、3年目には20本塁打を放つなど長打力も兼ね備えていて、秦とか荒井に失望していた私は狂喜乱舞して応援した。しかし、マスコミは今と違い巨人マンセーの時代で、一向に取り上げられることはなかった。巨人偏向マスコミに不公正を感じ、憎み、いつの日か稲葉が世の中で評価されるよう願ってた。今では、稲葉は北京オリンピックの代表になり、昨年は首位打者もとった。マスコミは変わり、実力ある選手と認め、稲葉を正当に評価するようになった。