2006-08-17から1日間の記事一覧

以上三点を検証したが、最も本質的に問題なのは実は3番目の政教分離の問題であり、常に関わり合いを限定的にするよう慎重に配慮しなければならない。

政教分離について

首相は「職務ではない」として私的参拝を主張しているが、官邸で記者会見し、総理大臣と記帳している以上、公的性質を否定することはできない。 問題は憲法20条3項の規定に抵触するかどうかである。具体的には参拝行為が「宗教的活動」にあたるかどうかであ…

中国・韓国との友好のため

非常に日本的な感覚である。他国の嫌がることをすべきではない及び事を荒立てたくないという一般的感覚である。 しかし、外交関係において他国の嫌がることを全くしないということはあり得ない。他国との関係で見解が異なる、相手国が不快になるというような…

A級戦犯が合祀されているから

彼らが敗戦の政治責任の一翼を担っていることは否定できない。 しかし、法的にみて東京裁判は、事後法の適用、適正手続の欠落等明確に違法な裁判であり、戦勝国によるリンチであったことに疑いはない。 政府は、裁判の結果を政治的に受け入れたのは、彼らが…

〔政見〕批判論の3点を検証したい。