最近、毎週見ているいわゆる「渇!番組」のサンデーモーニングを見ていたら、これが出ていたんで、なんとなく書く。
第一が、衣食住(生理的欲求)
第二が、安全
第三が、他人と仲良く(親和)
第四が、他人に認められたい(自我)
第五が、自己実現(創造的)
http://www.dango.ne.jp/sri/maslow.htm
前に、同期の奴が訳分からんとか言ってたが、よくできた説だと思う。
私の場合、就職して、第五を目指そうとしたところで、第三、四が不安定になり、さらに残業150時間により、第二も脅かされ、神経衰弱になることで、第一が崩壊したわけである。
まあ、結局、治ったから、ご飯を美味しく食べられるようになったし、部屋もきれいにして、衣服も整理して、第一を整備。さらに、周囲に合わせることで、第二、第三を確保。
で、まあ、微妙だけど、第四をもう一度確保しようと伺っている状況だなと思った。
このように考えてくると、西洋の近代合理主義、近代的自我というものが、なんとも上位の段階にあるんだなと気づく。実際、自分はこうだと思っていても、他人は全然違う評価を下す場面の方が多いし、この辺を真面目に考えていたら、夏目漱石のように神経衰弱になるんじゃないかと思う。
当然、神経と精神は密接に関連しているから、精神病にも繋がるんだろう。
近代的自我への批判はそのままリベラリズムへの批判となり、左翼思想への有力な攻撃材料になる。それでも、英米仏独などの西欧諸国はこれらを編み出しているわけだから、この辺を外国人が実践しているかという点に関しては関心が出てきている。